青空

北海道でオフロードバイクのブログ

TE125の大喰らいに対応する

TE125は大喰らいだ、リッター12キロしか走らない
エコ運転しても開け開けでもあんまり変わらない。
この 昔の2000cc並みの燃費でタンク容量が11リッターってのが
悩みの種なんだ。
自走で色んな所に行くのが好きなので一日の走行距離はけっこう長くなる。
でもメイン9リットルとリザーブ2リットル、9L×12kmの108km、大体100km走った最後に
スタンドにたどり着けるように と考えて走ると
たいした山奥までは入れないんだよ。
タンクを大きくしたくはないし、どうしたもんか・・と考えたのがサドルバッグを
買おうと思った始まり。

・今使っている2stオイル
2016TE125のメーカー推奨2stオイルは「Bel-Ray Si-7 Synthetic 2T」を混合比1:60、
でもこの「Motorex CrossPower 2t」を使っている。
こっちもktm推奨だしお手頃だし、いいべと。
クロスパワーの推奨混合比は1:100だけど
混合比だけメーカー指定通りに1:60で使っている。
かぶらないし不具合は無い(黒いオイル飛びは多いけど・・)





山へ行く時の携帯用オイルボトルは中性洗剤の空き容器を使っている。
丈夫で使いやすくバッチリだ。
(ちなみに今年の10月末でこの商品は生産終了するらしい)



これに、16.7ccごとに1本ずつ (混合比1:60でガソリン1L分のオイル量)目盛を刻み込み
ハイオク20L分の333ccの2stオイルを入れている。
(洗剤の製品容量は300mlだけど、上までビッチリ入れると入ってしまう)

赤くてキレイだ。





これをタンクバッグに入れている。



実際の給油だが、
スタンドに着いたら距離数を12で割った分の2stオイルを先にタンクに入れてしまう、
(ホントは計算結果より少なく入れて、満タンにしてから全量入れるのが正解だけど
1~2リッター位計算結果と違ってもバイクが壊れた事は無いし)
この時なるべく右と左にまき散らす様に入れると混ざりやすいと思う。
次にガソリンを入れるんだが、この時も左右にまんべんなくまき散らし、
なるべく良く混ざるように留意する。
そしていきなり満タンにはしないで半分くらいガソリンが入ったら
一度キャップを締めて車体を前後左右にユッサユッサ揺らしてオイルを
混合させるんだ。
それからやっと満タンにする。

ここまでやってもスタンドでのバイクタンク内混合はちゃんと混ざらない、
「まあ大体混ざったからとりあえず走れるし、走ってたらちゃんと混ざって
くれるでしょ?」ってのが実態だ。

こうやってある程度気を使って給油しても、エンジンがヴゥボボボボ・・と
止まってしまった事が有る。
プラグを外してみると2stオイルっぽい液体で濡れていた、
その給油の時はまだタンクにガソリンが3L位は残っていた所に2stオイルを入れたし、
入れた時点でオイルだけがキャブに流れて行った事は考えずらい、
ガソリンよりオイルは重いので入れた瞬間に下の方に
オイルの層が出来てしまっていたのか?
車体を揺らしただけではその層は壊れてなくて
ガソリンと混合されていなかったのか?
ちょっとは混ざったけど、やっぱり最下部は
濃いオイル層だったと言う事か?
やっぱりユサユサ混合は怪しい混合方法なんだ。

で今は、自作で混ぜ混ぜ棒を作って
直接タンク内のガソリンを混ぜている。
棒はいつもタンクの中に沈めて入りっぱなし、キャップもちゃんと締まる。


針金を持って引っ張りだす


(灯油のポリタンクをノコで細く切り出して、端っこに針金で取っ手を付けた物だ)


材質がポリと針金なのでガソリンに悪影響が出ない、
ガソリンに沈めっぱなしでも棒がダメにならない。
ポリの固さがちょうどいいのでタンク内の変な形にも折れ曲がらず
奥まで入って行くし、タンク内に傷も付かない。
ある程度の固さが有るのでちゃんとガソリンを
混ぜられる。
全体にオーケー。




バイクのタンク容量が11L、サドルバッグに混合済み燃料を4L入れて合わせて15L

リッタ-12km×15Lで180km先まで林道を走れる。
そして帰り道は20L分の2stオイルを使ってスタンドで給油しながら帰ってくる。
12L/km×20Lで240km走れるので安心。
休日でも開いているスタンドがある国道等を走るのが条件だけど。

※9月30日追記
燃料の入れ方だけど
最初に生ガソリンを満タンまで入れて、
次にその分の2stオイルをタンクに入れて、
混ぜ棒で混ぜる。
これになった。

混合比を確実に合わせられるし楽だ。
4stに乗ってるみたいだ。
ちゃんと混ざってる様で、
カブって止まった事はまだ無い。