青空

北海道でオフロードバイクのブログ

山で09KTM250EXC-Fに乗ってみた

近所の友達が2009KTM250EXC-Fを買ったので一緒に山に行ってチョット乗らせてもらった
買ったのはディーラーの試乗車で整備済車だ。
サスセッティングは標準らしい。
 
・まず軽い、当然だ。
・標準でハンドルが広く感じた、比べると絞りが浅いのかな?
・フロントフェンダーが細くて乗った時に軽快感がある、低速時にラインが見やすい。トライアル的に。
・リアのスプリングがG450Xと比べると軟らかく、ストローク感を乗っていても感じる。
・エンジンのかかりは良い、アイドリングも安定していた。
・車体が前上がりに感じる、加速時は更に感じるが(リアが沈む感じ)フロントが伸びきる様な感じはしない
 接地感が薄くなっても不安は少ない、リア1輪だけでも走っていける様な感じが有る。
 何よりも感じたのはフロントが常に軟らかい力で起き上がる方向に(立ち上がる方向に)働き続けると
 言う事。これはいい凄く安心感がある、転ぶ気がしない。
 90年代のKTM250でも感じられる動きだ、80年代は何があっても突き進む直進性、90年代に 
 入ってその傾向が薄くなり、オレンジになって益々変わったって聞いていたがやっぱり残っているな。
 と言うより「この動きがオフロードを走る為の基本的な動きで変えようがない」って事じゃないのかな。
 スロットルを開ければ車体が立ち上がって来るってのは凄く信頼できるって言うか、単純で予想を
 裏切らないって言うか。乗ってすぐに全開近くまで開けられたのは、この安心感から来る物だろう。

・G450Xに乗り換える。
 フロントの小さなショックを拾わないのはG450Xだ。これはリバルビングしたからで
 あってノーマルだと話にならない。リアもショックをしっかりと吸収してくれているのは分かった。
 乗り心地で言うとBMWの勝ちだ。車体重いと乗り心地良くなるしな。
 だけど前後に荷重を移動しようとするスロットルのアクション・ボディーアクションにはっきりと車体が
 答えてくれている と感じられるのはKTMだった、G450Xは俺にはリアのスプリングが固いのかもしれない
 (現在ノーマルレートで3cmストロークダウンさせてあるので、固くなっている)やっぱり54N/mにしてみよう。
KTMのマフラーはノーマルなんだが排気口のネットみたいなのが付いてないのでうるさかった
 破裂音が混じる感じ。
・120サイズのリアタイヤはいいなって事、ハンドルをあまり切らなくとも寝かせただけで開けてゆけば
 微妙にスライドしてコーナーを曲がって行ってくれる、これは爽快感がある。G450Xもやってみよう。
・450エンジンに乗っていると250エンジンは安心してすぐに全開まで開けられるって事、今回KTM
 開けきれて・乗りやすくて・好印象ってのはこれが一番の理由だと思う。450エンジンはもう凄い
 テールハッピーで、じわっと開けてリアを噛ませるのは結構難しい。リアのトラクションで車体を
 起こそうとしてもすぐにパワーが勝っちゃってスライドが始まっちゃう。
・250は必要にして十分な力が有ると思う、上まで廻せば凄く速い。アクセルを開ける時間を長く
 取れるので安定して走る事が出来る。
・高いギアでガバッと開けるとバスッっとノッキングする事がある。なつかしい感じだ、インジェクション車には
 これが無い。
・フュエルタンクのキャップが開けづらい、オレンンジのボタンを押して廻して開けるんだがボタンが固い。
 ボタン必要か?
・シートが高い。G450Xを低くしているので特に感じた。でもまあ軽いから「なんとかなるか」感はある。
・G450Xの乗り心地は良い、コーナーとコーナーの短い直線でも3速位でグッと開けるとワープして 
 くれるのは楽しい!車体のピッチングモーションが抑えられているのはオンロードモデルっぽい。
・来年モデルのKTM250インジェクションモデルが欲しい、でも金が無いので無理。
・大きめの排気量で慣れて小さい排気量で勝負ってのが自分には合っている、以前も2st250をいつも
 乗ってて4st250に乗るとがっつり開けきれて、結果2st250より速かった てのがあった。