青空

北海道でオフロードバイクのブログ

TE449のパーツカタログ・マニュアルを見て思った事

TE449のパーツカタログ・マニュアルを見て思った事


※husqがktmになったので下のPDFは消えた
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Husqvarna TE449 Spare parts cataiogue (従弟車TE449のパーツカタログPDF)
 
Husqvarna TC449 Spare parts cataiogue (従弟車TC449のパーツカタログPDF)
 
Husqvarna TE・TC・TXC449 Owner's Manuals (従弟車TE・TC・TXC449のオーナーズマニュアルPDF)
http://www.husqvarnamotorcycles.com.au/files/editor_upload/File/Manual/manual_2011_te_tc_txc_449-511.pdf 
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まだ在ったもの

2013パーツリスト(重いぞ、ユックリ待てる人用)

上のパーツリストの一つ上のページ

2011ワークショップマニュアル(コレも重い、暇な人向き)

 
・やっぱりフレームがごつい、ヘッド廻り・スイングアームピボット廻り
 BMWは冗談の様に簡単、ヌタ場・ワダチで真っ直ぐに進んでくれないのはこれが大きな
   原因じゃないか。
EWCで結果を出せなかったのもフレームの基本構造が やわだったんじゃないのか、実際補強を
   入れていたし。
・イグニッションスイッチが付いている。 欲しい、トレール的に使っているのでとても欲しい。
・フュエルタンクが2分割になっていてベントホースとフュエルホースでつながっている(容量8.5L)
 前部タンクはクリア(2L)、後部タンクは黒(6.5L)。使い勝手を分かってらっしゃる。
・ヨーロッパ仕様は満タン8.5L、アメリカ仕様は9.5L。
・フォークスプリングが4.6N/mmだ、G450Xは4.8N/mm。カヤバ製だがレートは参考になるだろう。
・油圧クラッチ絡みはポン付け出来そう、カバーのボルト穴が同じだ。
クラッチバンジョーボルトから伸びているケーブルは何だろう?スタータースイッチに関係
   してるのか?
 ※クラッチを握らないとセルが廻らないのかな?「ニュートラクラッチ握れ」って書いてあるな
   G450Xでもギアが入っているとクラッチ握ってもセルが「グイッ」って言うだけで廻らない事が
   よくあるからな。
・TE449の圧縮比は12:1(G450Xと同じ) TC449は13:1 ! ピストンが違うのか?
クラッチの内部構造で使っている部品はG450Xと同じだが、並び方が違う(ワッシャーの位置)なぜ?
・TCは知っていたがTXCと言う車種があるのは知らなかった。
・フュエルコックがある!つまみじゃなくてスクリュー型、ハスクでは普通なのか?
・TEとTXCのフュエルタンクのキャップはBMWと似ているがTCは形が違う、開けやすそう。
   でもBMWには使えないな。
・燃料がリザーブに入るとメーター内に燃料マークが出てその上にオレンジのワーニングランプが
 点くらしい。うらやましい。
・マニュアルにはTCにコールドスタートノブがある(ホットスターターでは無い)、なぜ?
・エアフィルターはG450Xと共通かな。
・バッテリーはシート下にある、TEとTXCは6Ah TCは3Ahのバッテリーを使っている。
   とりあえずは3AhあればG450Xも動くって事だ。
・ウインカーユニットはG450Xと共通っぽい。
・ヘッドライトレンズユニットも共通っぽい。
・TE・TCともUSBメモリーが付いてくる。何のため?ただのおまけ?
・E,C,U setting connector ってのがTEには付いてくる、BMWのコーディングプラグとおなじだな。
 TCには付いてこない、いらないもんな。
ラジエーターは標準でブレース的な構造が付いている、うらやましい。
・ステアリングバーはラバーマウント、ここらへんも乗り心地が快適って事に関係あるんだろう。
・TE・TCともフォークのアッパーブラケットのクランプボルトが1本!、ふーん。
・チェーンスライダーが一般的な形だ、ハスク他機種と共通なのか?
・チェーンガードがプラスチック部品だけでなくアルミのブラケットでガードされている。
・ドライブスプロケットが13T,14T,15Tと選べるのは同じだがドリブンは標準で51T(TCは53T)
  これはどんな風に乗って欲しいのかのG450Xとの違いが出ている。(G450Xも48T,49T,50T,51Tを
  選ぶことはできるが)
・標準のチェーンが108リンク(TCは110リンク)、G450Xは110リンク。ドリブンが小さいのに
   リンク数が多いって事はやっぱりG450Xのスイングアームは長いって事。
・あれ?ホイールベースはハスク1490mm BMW 1475mmだ、でかいな意外と。
・乾燥重量ハスク113kg BMW 111kg?、ふーん。
スピードメーターのセンサーは前輪に付いている。
・白いフレームはやっぱり安っぽく見えて好きじゃない、あと赤いヘッドも嫌い
 でもフロントフェンダーとリアフェンダーのデザインはすごく好き、シュラウドからサイドパネルに
 つながるデザインはイマイチ嫌い。
・TCとTEのメインフレーム・サブフレームが共通みたいって事。そしてサブフレームが相当
 後ろギリギリまで伸びているって事。
・排気量がハスク449.6cc BMW449.5cc、ボアストロークは同じなのに 四捨五入の違い?
・TE511の480ccのエンジンはスピードブレインの480キットとおなじだろ。(ユーロッパはなんで
   排気量でサバを読むんだろ?)
・あ!ミッションが6速!(TCは5速)
・メーターにインジェクションシステムエラーの表示が出るらしい、G450Xってあったっけ?
スピードメーターは299km/h or 299mphまで表示可能。
・「最初の150km or 3時間は馴らしをしろ、ギア全段数を使用して80km/hまでの速度で
 走れ」と書いてある? 
・TC449には右手親指部にハードとソフトのマップ切り替えスイッチが付いている!
 「エンジンを止めて10秒待て」とか書いてあるからG450Xと同じだな、走行中には変えられない
   みたい。
・TEとTCではスロットルボディーが違う、TEはダブルフラップ・TCはシングルフラップ。
・TE449はノーマルでlafranconiと言うメーカーのマフラーが付いている、聞いた事なかったが
 調べてみるとBMW・cagiva・husq・moto guzzi・MVagusta・なんとヤマハまで納入している
 相当大きなメーカーだ。
・TE449は標準でレース用のアクラポビッチ製スリップオンが付いて来るらしいが
 パワーパーツではちゃんとアクラポのフルチタンエキゾーストシステムも用意されている。
・TEとTCはフォークの構造が違う。
・TE・TXCのパワーパーツ?のフュエルタンクキャップはアルミ削り出しの赤アルマイト、かっこいい。
・ステアリングダンパーがおもしろい形だ、クローズドカートリッジフォークも用意されている
 カヤバなんだろうな。
・レーシングカーペット(メインテナンスマット)がカッコイイ、親戚だし使ってもいいべか。
・スイングアーム後端のチェーンアジャスターの取り付け角度が地面に対して水平になっている
 今まで見た事の無い角度だ。普通はスイングアーム垂れ角と同じだ。何かあるんだろうな。
・すでにプラモデルが出ている、G450Xも出せ!BMW
・G450Xと違いTE449はコンペ志向の人も買っている。そもそもの販売店の競技の経験と客層の違い
 って事だろう。競技の人が買わない間に絶版になってしまったG450X、EWCではイマイチな
   リザルトで日本では本当の上級者が相当に改造をしてしか結果が出なかった。競技者たちの中では
   買うべきでは無いバイクだった。
・多数の人(たとえば50人位)が本気でこのバイクを競技で使い始めたらBMWはとても対応
   できなかっただろう。売った販売店も経験が無い所が殆どだろうし、そもそもそんな事は
   起こりえなかったろう。
・G450Xが発売された時点でBMWはハスクを手に入れていて、この車種を競技用としてブラッシュ
  アップし続けるつもりはすでに無かった。 デュアルスポーツ路線で行く事は決定事項だった。
・2010モデルでは足回りのセッティングをガラリと変えたらしい、アメリカ等の専門誌
   インプレッションでは初期型G450Xの足回りは酷い評価だった。
BMWは昔から、そして今でもファクトリーで走らせる車両にはWPを使っているし、やっぱり
   チグハグ感を感じる。
 
でもG450Xはその存在に意味がある、全てを一から創り上げ誰にも似ていない事に意味がある
バイクは初期型にこそ設計者・デザイナーの考えが最も純粋に表現されている。
 
色々悪口を書くが、やはり好きだし。