青空

北海道でオフロードバイクのブログ

クロスカブのBRDスーパーエアBOXに 3Mダイノックフィルムを貼る

BRDスーパーエアBOXに 3Mダイノックフィルムを貼った。
 
会社にあったサンプル品を使う、1枚当たり20cm×25cmと結構大きい。



 
3Mでは法人向けに無料で(送料も無料で)サンプルを提供している
何枚でも請求できる、太っ腹だ。
(※法人に対してだけで、個人向けにはやっていない)
 
今回は「CARBON」シリーズから選んだ
BOX正面はTE-1654(一枚じゃ面積が足りなかったので上だけちょっとVM-1486)、
右側はCA-421、左側はCA-1170、「BRD」ロゴはCA-419を使った。
 
BOXは複雑な形をしている、フィルム剥がれ対策に 耐水ペーパーで水研ぎをしてから
プライマーのDP-900N3を2度塗りした。
(奥のBOX本体が水研ぎ後で、手前の蓋は水研ぎ後プライマーを2度塗りした物)

 
 
 
 
 
いきなり完成
正面

でっかいBRDロゴを作って貼った

 

 

 
ロゴは下地のTE-1654の上にプライマーを3度塗りしてから貼った
重ね貼りの時はこうしないと剥がれるぞ と説明書に書いてあった。
 
 
貼ってみた感想

・手持ちのサンプルの中から 一番使いそうにない色のHG-1514で試し貼りをしてみたが
この品番はドライヤーで温めても全然伸びなくて、角の部分とかにまったくフィットしなかった、
 ただクシャクシャにしわが寄って貼りつくだけ
カタログには「引き伸ばすとインク層が割れるおそれがありますので、
三次曲面には使用しないでください」とのアイコンがついている種類だったけど
そもそも引き伸ばす事が無理!
 バイク関係に貼る時は、このアイコンが付いている種類のフィルムは買っちゃダメだ。
 
・対して今回貼った種類のフィルムはドライヤーで温めると抜群に伸びる
こんな複雑な形にも何とか貼れちゃう位に。
でもまあ思いっきり伸ばすとカーボン柄がギューンと伸び伸びになるし
CA-421なんかの艶消し系の柄も伸びてその部分がピカピカになっちゃう
ってのはある。
 
・フィルムを温めながら両方の手で引っ張りながら、シワにならないように
強く押し付けたり しごいたりしながら貼ってゆく。
これが難しい、片手でドライヤーを持って温めてすぐに置いて両手で引っ張る
ってのをやっても 温風が当たらなくなるとすぐに硬くなってシワシワの仕上がりに
なってしまう。結局 万力でドライヤーを固定して温風を当てながら両手で引っ張って
貼るとうまく貼る事が出来た。
 
・このフィルムを凹面に貼るのは簡単だ、引っ込んだ面を無視してまずフィルムを
貼ってしまい、その後で温風を当てながら空気を抜きながら指でなでてゆけば
綺麗に引っ込んでいってピッタリと仕上がる。
 
・今回の様な小さいRの凸面はシワが出来ない様に貼るのは相当努力しないと難しい、
シワ無しで貼れたとしても相当引っ張りまくっての結果なので、フィルムの柄は
ノビノビになってしまうだろう。
 
・大きい面積に貼る時はプラスチック製のヘラ(スキージ)が使えて便利なんだろうが
こんな小さな物では使えなくて、結果指でやってると
 温風で指が超熱い、低温やけどになりそう。
 
・裏側の複雑な場所は、フィルムにハサミで切れ込みを入れながら貼っていった
適当な感じで重ねながら。
 重なった場所のフィルムの柄の方向が全く合っていないんだが 
 目立たなくてあまり気にならない。

・使ったドライヤーは普通のドライヤーだ、ヒートガンまでの高い温度は必要無い。

・ロゴ以外で4種類の黒系カーボン柄を使ったけどTE-1654が一番シックリくるな。
 平織の方が似合うわ、綾織柄はちょっと安っぽい感じになる。
 
・いいね、このフィルム。値段も抜群にいいけど。
 設計価格9500円/m2
 ※今回はタダ。