青空

北海道でオフロードバイクのブログ

クロスカブのレッグシールド カット完了(カットのやり方)

出来た。
微妙に変えたが 左右ホボ対称な形にカット
左は作業早かったなあ、二枚目だから。

※カットのやり方
まず左右の張り出し部分(風防部分)を折返しのライン位で切り取る。
道具は金ノコの刃(刃だけ握ってギコギコ切る)
邪魔な張り出しが無くなってスッキリしたら、次に仕上がりラインを決める。
使うのはビニールテープ、テープのどちらかの側面を仕上がりラインと想定して、
テープの端部を「ここだ!」と言う場所に貼り付けたら
軽くテンションを掛けながら好みの曲線になる様に貼り付けてゆく。
納得のいくラインになるまで何度も何度も繰り返して決める。
(これをやる前にパーツクリーナでシールドを脱脂をしておくと良い、
油っ気がシールドに付いてるとテープが貼り付かなかったりズレていったりするので)
ラインが決まったらいよいよ本番のカット、使うのはやっぱり金ノコの刃、
なるべく正確にテープに沿って切り取る。(刃だけで切る時は、引いて切る事を
意識する。押す時に力を入れて切ると刃が曲がったり折れたりするので)
切り終わったら次は切断面の仕上げ、ノコで切った跡は角ばっていて
白いボソボソが一杯出ている。これを板に巻きつけた紙ヤスリで削り落として行く。
荒い番手でザッと落としたら段々細かい番手にしていって切断面が滑らかな
ラウンド形状になる様に仕上げる。
ヤスリ仕上げの後は白くて光沢が無い、これを微妙に焼いて溶かして
最終仕上げする。
使うのはヒートガン。これに限る。ガストーチで焼くと高い確率で
焼きすぎて失敗する。
焼きすぎると端面が歪むし、白く焦げて もう元には戻らない。
ヒートガンは対象までの距離で加熱具合を調整しやすい。
上手く仕上がれば、切断した事がわからない位ヌルッと光沢が出る。

これで完成だ、デザインを決めるコツは
「チョット切りすぎか?」と思う位のラインにする事だ。
遠慮して切るとボッテリと野暮ったくなる。

それと、切断した後のラインを仕上げる時、木工カンナで削るのも
有りだ、刃の調整が上手くできればサクサクと削る事が出来る。

シールド下部のボルト固定は出来なくなってしまうが、
乗っていて支障は出ないので心配無用。

やれば出来るので自分でやってみて欲しい、
腕は上がるし金もかからない。
カッコよくなる。
良いことばかりだ。








正面から見ると もうカブじゃないわ。