青空

北海道でオフロードバイクのブログ

HONDA除雪機 HSS1170iのライトをLEDにする(追記有り)

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この除雪機のヘッドライトはキーをONにするとエンジンがかかっていなくても強制的にバッテリーで点灯する(ライト配線には直流が来ていると言う事)

車庫から出す時はエンジンをかけずにバッテリーだけでキャタピラをモーター駆動させるので氷点下15℃とかの朝はバッテリーにとても厳しかった。

それにノーマルライトの25wバルブはワット数は大きいクセに暗いし、位置も悪いからだんだんライト前に雪が溜まって埋もれて更に暗くなるしで良いところが無かった。

 

LEDはワット数を15wに落として(それでもノーマルよりはるかに明るくなっているが)取り付け位置も外付けにして高くした、ライトの下はすぐオーガーなのでライトが雪で埋まる事はもう無い。

最初はノーマルのライトをただLEDに置き換えようと思っていたけど、それだとどうしても雪に埋もれてしまうのでダメだった。

LEDライトはノーマルライト配線につないだだけで灯いた。

ライト取り付けステーは鉄板で自作、ステーの車体への取り付けはオーガーステーのボルトに共締めしたのと、もう一つはハウジングに最初から開いてるボルト穴の2箇所で固定した。

使ってみるとライト光軸は相当上向きが正解の様だ。

それと 今までより正面が白く明るくなったので相対的に横が暗くなり見づらくなってしまった。

シュートにも10wのスポットライトとか付けないとちょっと作業しづらいかも。

 

 

※2023.11.23追記 シュートに10wのLEDライト(広角)を付けた、ステーは新品交換で廃棄する予定だった純正スキッドを加工して流用した。配線はシュートのワイヤーと同じルートで緩めに配線した(ピンと張るとシュートを回した時に切れそうになる)、電源はギボシでハーネスを作って15wLEDライト配線から分岐した。使ってみて、やっぱり投雪方向を照らすと安全だし的確に雪を積み上げる事が出来てとても良い。これはおすすめだ。

バイク屋クラッチ-ブレーキASSY交換とACGベルト交換(2つとも摩耗して寿命)とキャブオーバーホール及び調整と燃料フィルター類交換とプラグ交換とスキッド交換と各所点検をやってもらった、代金は8万円。それと自分でバッテリー交換とエンジンオイル交換とオーガーベベルギアオイル交換をしたので更に2万円、合計で10万円かかった、重整備だった。

バイク屋に「このHSS1170iは初期型なのでECU自体が絶版で、それが壊れたらこの除雪機は終了ですね」と言われた。(稼働時間で寿命が来るらしい)HSS1170i自体は現行モデルだけど電装パーツはバージョンアップしているので互換性が無いらしい。

今回最初はホンダドリームで整備しようと思っていたけど、電話で聞いてみたら「順番待ちの除雪機が何百台も有るので2ヶ月待ちです」って言われたのでやめて今回のバイク屋に持ち込んだ。除雪機を扱い慣れている良い店で助かった。