青空

北海道でオフロードバイクのブログ

G450Xのサービスキャンペーン作業を自分でやる

今年の1月に通知されていたサービスキャンペーンの作業をした
ディーラーにお願いして自分で作業をする事にしてもらった。
パーツは来ていたのだが、特殊工具がメーカーからやってこなくて
延びに延びていたものだ。
 
左が説明書、中がパーツ、右は今回は関係無いパーツ類
 
 
 
 
これが遅れに遅れた特殊工具(プーラーだ、使うのは上のデカイのと右下の小さい丸いのだけ)
 
 
 
マグネチックホイールを外す。
始めに バイクを寝かせ、シフトレバーを外してカバーを取る
 
 
圧縮上死点でクランクをボルトで固定する、ここも特殊工具が必要なんだが普通のボルトの先を丸めて代用(ケース汚い)
 
外れた、後は掃除して新しいボルトとナットで組み直すだけ。
 
修理終了後、エンジンをかけて普通に回る事を確認して終了。
 
修理後記
①11ミリと18ミリのソケットが必要だった、持っていなかったので買ってきた。
②圧縮上死点を出す為カムスプロケットの印を見る為にはヘッドカバーを開けなければならない。
 それをするには色々外さなければならなくて・・時間が無くてやめた。
 特殊工具をクランクウエイトに当てて止めるのが正規なんだろうが、今回はただのネジなので
 ズリッと滑ってから廻りしてしまうんだ。
 もっと締めれば止まるかもしれないんだが なんかクランクがズレてしまいそうな気がしてやめた。
 ケースの3個の穴からクランクの動きを見て、左の指でネジの感触を感じながら
 クランクウエイトの角を引っかける様にしてクランクを止めた。これなら悪影響は無いだろう。
③小さい6個のボルトのトルクが不足していたってだけが修理の目的ならばその6本のボルトを
 新品にして新しいトルクで締め直せば済む事だ、なんでマグネチックホイールを外す必要が
 有るんだろう?なんか他に理由があるのか?BMW的な何かが?
④マグネチックホイール固定ボルトは中々外れない、ヒートガンで相当熱くした。ホイール自体も
 プーラーで外す瞬間はバキッって音がして相当びびった。
⑤ウッドラフキーが外れなかった、新品はあったのだが取り変えなかった。
 もしかしたら、これの交換も修理の目的だったのかも・・。もう遅い。
⑥マグネチックホイール固定ナット 旧トルク80N・m → 新トルク90N・m
   フリーホイール固定ボルト     旧トルク11N・m → 新トルク25N・m(全然違う、比べると確かに緩かった)
⑦マグネチックホイールをシャフトに戻すときは一度フリーホイールのみにして、先にベアリングだけを
 シャフトに入れないと、いつまでたってもベアリングがシャフトにはまってくれない。
⑧マグネットが強力でカバーがなかなか外れてこない。「まだどこかにボルトがあるのか?」と疑う位。
 カバーにコンコンとショックを与えて少しでも動けば、後は「フンッ」と引っ張れば外れる。
⑨前から思っていたがBMWのボルトに塗ってある緩み防止剤は効果あるのか?なんかしょぼいな。