青空

北海道でオフロードバイクのブログ

続 キャンプツーリング初め

前回から続く

<生まれて初めて行ったキャンプツーリングは1983年春の連休の函館、道東は春は寒いからパス。
日本海廻りで行き帰りだ!>

会社の寮で準備、道具は全部ピカピカだ
ピーク1に火をつける練習はバッチリだ、部屋の中で
何回もインスタントラーメン作って練習したし
部屋の中でテントも張ってその中にマットを敷いて
寝袋で寝てみた、「寝づらい・・」ってのが感想だ
足を開いたり 片膝を開いたり出来ないのが いずい。
でもこんなもんなんだろ、慣れだ慣れ
工具も揃えた、今から考えるといらない物ばかりだったな
後で必要になる物が無かったり・・。

バッグはラフ&ロードのサドルバッグとモンベルのでっかいダッフル
それとタンクバッグは赤いコロナだ、サドルバッグの片方にはどっさり
工具と水2リッター、もう片方には2ストオイル1リッターと予備ガソリン
2リッターだ。
ダッフルの中はテント・シュラフ・マット・着替え・ストーブと白ガス
これでもうパンパン
カッパと地図とカメラとかはタンクバッグだ。
全部バイクに縛り付けたらバイクが重い重い!

よし!準備完了、免許持った、財布持った、燃料OK、オイルも満タン。
じゃあ行ってみよう、走りだしてみよう
寮の暇な奴が2階から見てる、あららなんか緊張するな早く行こう。

まずは小樽を目指すぞ、その辺でガソリンを入れたくなるはずだ
初めて通る道をタンクの上の地図で確認しながら曲がる
後ろから来る車がやたら気になる、せっつかれてるような気に
なってきて。
小樽で燃料を入れて次は倶知安だ、そこでも燃料を入れる
全然入らないんだけど 次どこのスタンドがあいてるんだろ?って思うと。
やっぱり満タンにしてしまう、相当心配性だ
でも昔って休日にスタンドは開いてないのが普通だからなあ
そんなんで全然距離が伸びない、昼近くの出発だったのでなおさらだ。

あ雨が降ってくるな絶対あれ雨だな
よしカッパだ!秀岳荘で買ったシューズカバーも着用だ
バッグは最初からザックカバーをかけておいたから平気
タンクバッグはそのままでも平気でしょ
はい降ってきました
走りだすと軽いフロントが更にフラフラするぞ?
あらら?乗りずらいなあ、なんか曲がんないし倒れてくんないし
それにちょっとうす暗くなってきたら急に対向車に
パッシングされ始めたし・・
「え、測定?」ゆっくり行こう。
・・・全然警察なんかいないぞ?町も無いし・・。
どうやら荷物の重みでヘッドライトがすっごい上向いてた模様
わ~直さなくちゃ!ドライバーをやっと出して
説明書を見て直す、なんとか直る。又時間を食ってしまった
さ また行こう行こう、もっと函館に近づこう
相当降ってたはずだバッシャバッシャ対向車に水かけられたのは
ハッキリと覚えている
でもさ、だんだん「あ~俺やってるなー、かっこいいなー俺って」
なーんて思えてきちゃって、たまに来る対向車のバイクにもデッカイ
ポーズで挨拶だ。向こうもつられて手を振ってくる
お互い同じ様なテンションになってるんじゃないかな?雨の日って。

そろそろビール買わなくっちゃって思ったのが相当暗くなってから
よくわからない集落でビールを買う
さあどこで寝る?今と違ってオートキャンプ場なんか無いし
やっぱり海は砂浜でしょうって事で道から降りて岸壁下の砂浜へ
今から考えると非常に危ない所にテントを張った
大雨で当然海も荒れてた、でも全然気にしないで波返し岸壁の下に
テント設営、とにかく中に入ってビールだビール
飯はいつものラーメン2玉にソーセージ入れたやつ
はーいい気持、全然夜中じゃないんだけどもう寝よう
波がうるさいけど。

無事朝 今日も雨、さっさと片付けて出発する
今から考えると江差あたりだったのかなあ寝た所って。
午前中には函館に着くのかな?
とにかく進む。

走ってるとなんかバイクの調子が悪いような感じがする、アクセルの反応が
昨日と違う、スピードが出ずらいんだ
あらら?なに?これなに?わからん!
大事を取ってユックリ走行だ、なんとか函館まで着く。
市内の信号待ちでいよいよエンジンがまずい!
ガス欠じゃないはずだリザーブにも入って無いし
あららバイク屋バイク屋どこだ~、あったバイク屋
忙しそうなバイク屋さんのおやじさん
「こんな感じなんです」って言うと「それはカブっってるんだよプラグが」って
即答された、「はい、プラグ2本。交換は自分でしてね」って渡された。

さープラグ交換開始、やった事ないしまず説明書。
工具をほどいてレンチ出して2本とも交換完了、キャップを戻して・戻して・・、全然入らない。
分からない。
おやじを呼んできて説明する。おやじはプラグのターミナルナットを外せと
教えてくれる、なんだそれ?どこですか?
あきれ顔でやってくれるおやじ、初心者なんだからやさしくしろ!

うーん全然違う!快調!ベーンベーンと軽く廻り出した
さっさと金払って出発
函館市内観光はどこ行ったかあんまり覚えて無いんだよね
濡れたテントを広げるのが嫌で、ビジネスホテルをすぐ探して
午前中にチェックインして身軽なバイクで市内観光に出かけたはず。
夜の立待岬に登ってイカ釣り舟の明かりをカップルだらけの中で
見たのは覚えている。
夕食は駅の方に歩いて行って赤ちょうちん本店って所に
でも満員、しょうがなくすぐ横の煙がモクモクでてる居酒屋へ
でもここで正解でした、ニシンの炭火焼とホッケとイカ刺しもー最高!
ジョッキもグビグビ、つあーいい気分
フラフラと部屋に帰って寝る。

翌朝二日酔い、でも走り出す
あー今思い出した、帰りは太平洋側で帰ったんだ
確か恵山の方に行ったわ、手堀トンネル通ったもんな
途中の道端で売ってたイカの一夜干し 美味いんだーこれが
2枚買う。
今では信じられない事だが帰り道で更にもう一泊する
製紙工場が横にある砂浜だったから竹浦か萩野周辺だな
イカで飲んで寝る、翌朝起きる。
工場の煙が臭い、昨日と風向きが違うようだ
全部その匂いが付いちゃってる。
色々おきるねえ、バイクはあれからいい調子
雨の中、燃費を気にしてそれと頼りないフロントを気にして
ちゃんと廻さなかったのが原因だな、プラグも持ってけってんだ。

更に更に考えるとこのγ2年ちょっと乗ったんだけど
一回もエアクリーナって掃除しなかった。
最後の方になってなんか遅いなと感じてたのは絶対それが原因だ
ギアオイルも交換したか今となっては思い出せない
よく壊れなかったもんだ。

そんなこんなで寮に着く、荷物を部屋に運び上げて着替えて
またビール、あー疲れた自分の部屋最高ー。

次はお盆だ、ついに道東だ。